杉並区議会 2019-06-04 令和 元年第２回定例会−06月04日-13号
沖縄での上演不許可は、チラシに当時の天皇裕仁が描かれていたことから、危険視されたためだったが、公有地である公園における上演を一旦許可したことを役所が認めなかったことから裁判に発展。最終的に一度許可したことを役所側が認めたことで和解となったが、那覇市におけるたび重なる裁判は、経済的に劇団を苦しめた。この出来事は佐藤に、公有地と演劇、市民との関係を考えさせるきっかけとなった。
沖縄での上演不許可は、チラシに当時の天皇裕仁が描かれていたことから、危険視されたためだったが、公有地である公園における上演を一旦許可したことを役所が認めなかったことから裁判に発展。最終的に一度許可したことを役所側が認めたことで和解となったが、那覇市におけるたび重なる裁判は、経済的に劇団を苦しめた。この出来事は佐藤に、公有地と演劇、市民との関係を考えさせるきっかけとなった。
過去の戦争の歴史を振り返っても、アドルフ・ヒトラーも東条英機も昭和天皇・裕仁も、近くはアメリカのジョージ・ブッシュ大統領も、すべて「平和を守る」ためだと言って戦争を始めました。戦争を始めるのは市民でも自治体でもなく政府です。有事法制のもと、世界に展開する米軍と一体となっての自衛隊の軍事行動が戦争を誘発しかねません。
それどころか、この時期、一九四五年の六月、敗戦を決断できない天皇裕仁により、戦後を担うべき有為な若者たちの命が犠牲にされ、特攻隊の攻撃が米軍の攻撃をさらに引き起こして、私のふるさとの沖縄戦では二十万人の人たちが犠牲になりました。渡嘉敷島、座間味島、集団自決の島がありますよね。ここは特攻艇の基地だったんですよ。敵の艦艇に体当たりを命じられた、この特攻艇の基地で玉砕思想が住民に強いられたわけです。
昭和天皇裕仁の時代になると、アジア諸国に対して、自衛のためという口実で、毒ガスの実験や大虐殺を行いました。これは、２月２７日のオウムの判決のときの東京地裁の小川裁判長の言葉をおかりするのであれば、命の重みを一顧だにしない無慈悲かつ冷酷非情で残酷きわまりなく、我が国や諸外国の人々を極度の恐怖に陥れた、まさにこの言葉が当てはまります。こうした極悪非道の限りを尽くしていたわけであります。
○歳になる○○○○（シム・ミンジャ）さんは、1940年、16歳のとき、朝鮮の学校で担任の日本人教師を通じて警察に連行され、警察官に乱暴、拷問された上に福岡県の慰安所に連れていかれ、天皇裕仁の命令だと言って、憲兵が私たちを慰安婦にした。日本の兵隊に踏みにじられ、ぼろぼろにされ、戦後も結婚できず、私の一生は台なしにされたと証言をされました。
天皇裕仁は、これを無条件降伏として下問せず黙殺させました。このときチャールズ・ミー「ポツダム宣言」によると、トルーマンは裕仁がポツダム宣言を原爆投下するまで受諾しないことを祈ったとしています。つまり、戦争終結間近であることを知りながら、原爆の恐怖を世界に示して、戦後のアメリカの発言力を強めようとするものです。